オリンピックの報奨金を国別比較!世界と日本の差ってどれくらい?

2020年東京オリンピックまでカウントダウンが始まりました。

日本で金メダルが期待されるのがお家芸である体操、柔道ですよね。

そこで気になったのが、金メダルを獲得した際の報奨金、いったいいくらもらえるのか考えたことありますか?

今回はオリンピックの報奨金にスポットを当て、国別に比較して日本がいったいどれくらい報奨金を出しているのかを調べてみたいと思います!

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オリンピックでの国別報奨金比較

それではまず、『ソチオリンピック』における国別報奨金を比較していきましょう。

金メダル獲得での報奨金額をランキング形式にまとめています。

ここでいう報奨金とは、国のオリンピック委員会が拠出しているものですが、その内訳は税金であったり、企業であったり財源については各国様々です。

順位 国名
1位 カザフスタン 2,500万円 1,500万円 750万円
2位 ラトビア 1,920万円 950万円 700万円
3位 イタリア 1.910万円 1,020万円 680万円
4位 ウクライナ 1,500万円 750万円 500万円
5位 ロシア 1,130万円 710万円 480万円
6位 チェコ 750万円 380万円 230万円
7位 スロバキア 610万円 470万円 350万円
8位 韓国 560万円 280万円 170万円
9位 スイス 450万円 未公表 未公表
10位 フィンランド 410万円 200万円 130万円
11位 オランダ 410万円 310万円 210万円
12位 日本 300万円 200万円 100万円

1位は意外にもカザフスタンでした。

カザフスタンの金メダルに対する報酬2,500万円というのはどれくらいすごい金額かと言うと、それはカザフスタンの物価を知ればわかります。

カザフスタンの物価は、米1キロが約100円、牛肉1キロが約900円、牛乳1Lが約90円、缶ビール500mlが約70円、タクシー初乗りが約300円です。

この物価に対する2,500万円は日本の5,000万円に相当する金額と言えます。

それに対して日本の金メダルに対する報奨金額300万円というのは差がありすぎますよね。

次に『リオオリンピック』ではどうでしょうか。

順位 国名
1位 シンガポール 7,530万円 5,000万円 2,500万円
2位 台湾 6,400万円 2,230万円 1,600万円
3位 マレーシア 6,000万円 3,000万円 1,500万円
4位 インドネシア 3,840万円 1,520万円 760万円
5位 アゼルバイジャン 2,550万円 1,240万円 620万円
6位 カザフスタン 2,500万円 1,500万円 750万円
7位 タイ 2,870万円 1,720万円 未定
8位 フィリピン 2,370万円 1,070万円 430万円
9位 キルギス 2,000万円
10位 ラトビア 1,900万円
20位 日本 500万円 200万円 100万円

1位はシンガポールの7,530万円、続いて台湾の6,400万円、3位がマレーシアの6,000万円、前回1位のカザフスタンは金額に変動はありませんでしたが、今回は6位でした。

今回の日本は200万円増額の500万円でした。

ここまで見てきて何となく気が付きましたが、ソチオリンピックにしてもリオオリンピックにしても、

高額な報奨金を設定している国の金メダル獲得率は非常に低いですよね

ソチオリンピックで1,000万円以上の報奨金を設定した国はカザフスタン、ラトビア、イタリア、ウクライナ、ロシアの5か国で、金メダルを獲得したのはウクライナの1個、ロシアの13個のみです。

ロシアに関しては元々、オリンピックで金メダルを獲得することは国をあげての目標であるため別問題と言ってもいいでしょう。

中国も金額を公表していないだけで、金メダルを獲得した選手は一生安泰に暮らせるという話は周知のとおりですよね。

それ意外の国については、ほぼ金メダルを獲得できるレベルからは遠い言えます。

次にリオオリンピックで1,000万円以上の報奨金を設定した国は、

シンガポール、台湾、マレーシア、インドネシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、タイ、フィリピン、キルギス、ラトビアと上位10か国に加え、イタリア、ベラルーシ、ウクライナ、インド、の計14か国。

金メダルを獲得したのはイタリアの8個、カザフスタンの3個、ウクライナの2個、タイの2個、アゼルバイジャン・ベラルーシ・インドネシア・台湾・シンガポールの1個で、金メダル獲得数の多い上位10か国で報奨金が1,000万円を超えているのはイタリアのみです。

つまり、メダル獲得数が少ない国は報奨金が高く設定されていることがわかりますよね。

確かにそうですよね。

金メダルを多く獲得することが予想されれば、それだけ国の予算又は協会からの出費が増えるわけですから、確かにそうせざるを得ませんよね。

それと、毎回メダルを獲得する国と比べ、価値が高いということでしょう。

他にもユニークな報償があって、韓国は兵役免除、ドイツではビールが一生分飲み放題、ベラルーシはソーセージ食べ放題なんていうのもあるそうです。

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スポーツ界にも貧富の差?所属団体からの報奨金の差もやばい

やばいです。

日本の各競技の所属団体の報奨金ですが、その差がやばいという話です。

これまでの報奨金は日本オリンピック委員会から支給されるものですが、

その他にも各競技所属団体から報奨金が支給されています。

それではいったいいくら支給されるのか、リオオリンピック時の各競技団体の報奨金を見ていきましょう。

競技名
自転車 5,000万円 3,000万円 2,000万円
陸上 1,000万円 600万円 400万円
ゴルフ 1,000万円 500万円 300万円
バドミントン 1,000万円 500万円 300万円
卓球 1,000万円 500万円 300万円
テコンドー 1,000万円 500万円 300万円
テニス 800万円 400万円 200万円
射撃 500万円 300万円 200万円
バレーボール 300万円 200万円 100万円
レスリング 300万円 200万円 100万円
競泳 200万円 100万円 50万円
体操 50万円 30万円 20万円
柔道 無し 無し 無し

自転車競技が5,000万円、これに対して体操の50万円、柔道の0円ってどうなんでしょうか。この差はやばいとしか言いようがありません。

体操や柔道は毎回金メダルの期待がかかり、実際に金メダリストが誕生しています。

柔道についていえば、「金メダルをとることが当たり前」で「報奨金が無くても金メダルをとる」という教えが根底にあるようです。

この各競技団体と報奨金の額を見比べれば、伝統的に日本が強い競技ほど報奨金が少ない傾向であることが一目瞭然です。

しかし見ている側からすれば、これだけ報奨金額に開きがあれば、何処か違和感を覚えてしまうのは当然ですよね。

「金メダルをとることが当たり前」と言うのは容易いことかもしれませんが、

実際に相当な努力を積み重ねて世界を相手に闘うのは選手です。

報奨金を上げれば選手のモチベーションに影響するのは間違いないので、

再考しても良いのではないでしょうか?

さいごに

オリンピックで金メダルを獲得することは並大抵の努力では成し遂げられることではなく、
オリンピックに出場することすら簡単なことではありません。

しかも殆どの選手がスポンサー無しでは活動することすらままならない状態です。

そう考えると報奨金は喉から手が出るほど欲しいものですよね。

日本のオリンピック委員会、競技団体に是非再考をお願いしたいですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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