テレビでテニスの試合を見ていると、
“んぉ~~、うぉん”
と一見苦しそうにも感じてしまう声?うめき?を出している選手が多く見られるテニスのサービス。
(錦織圭選手は声は出していませんが)
身体全身をバネのように、弓のようにしならせ、静止した状態から一気に全身力をため込み、そのため込んだエネルギーを一気にボールに叩きつける!
そんなテニスのサーブですが、世界最高速度は何キロなのか、日本選手の最高速度は何キロなのか。
そしてテニスサーブのすごいギネス記録があるんです!
ギネス記録のサーブ速度を体感できる動画、ボールの当たる瞬間の物凄いことになっている動画もありましたので掲載させて頂いています!
それではいきましょう。
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テニスサーブ最速スピードランキング!
このテニスのサーブのスピードですが、ATP(男子プロテニス協会)が公式に測定を始めたのは、1991年からのことで、それ以前に計測された速度は、使用する速度計もまちまちで、統一されていなかったようです。
ですので、1991年以降に記録された世界スピードランキングをまとめていきます。
【サーブスピード世界ランキング】
1位サム・グロス(オーストラリア)
・速度:263.4㎞/h
・記録した試合:2012年オープンチャレンジャーテニス(韓国釜山)
・身長:193㎝
・最高世界ランキング:60位
2位アルバーノ・オリベッティ(フランス)
・速度:257.5㎞/h
・記録した試合:2012年internazionali Trofeo Lame Perrel-Faip(イタリア)
・身長:203㎝
・体重:104㎏
・自己最高ランキング:110位
3位ジョン・イスナー(アメリカ)
・速度:253㎞/h
・記録した試合:デビスカップ2016
・身長:208㎝
・体重:108㎏
・自己最高ランキング:9位
4位イボ・カルロビッチ(クロアチア)
・速度:251㎞/h
・記録した試合:デビスカップ2016
・自己最高ランキング:14位
・身長:211㎝
・体重:104㎏
4位イェジ・ヤノヴィッツ(ポーランド)
・速度:251㎞/h
・記録した試合:Pekaa Szczecin Open2012(ポーランド)
・身長:203㎝
・体重:91㎏
・自己最高ランキング:14位
6位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
・速度:250㎞/h
・記録した試合:ロジャーズカップ2012(カナダ)
・身長:196㎝
・体重:98㎏
・自己最高ランキング:3位
7位アンディ・ロディック(アメリカ)
・速度:249 km/h (155 mph)
・記録した試合:2004 デビスカップ
・身長:188㎝
・体重:88㎏
・自己最高ランキングシングルス:1位
8位 ヨアキム・ヨハンソン(スウェーデン)
・速度:245 km/h (152 mph)
・記録した試合:2004 デビスカップ
・身長:198㎝
・体重:90㎏
・自己最高ランキング:9位
8位 フェリシアーノ・ロペス(スペイン)
・速度:245 km/h (152 mph)
・記録した試合:2014 Aegon Championships
・身長:188㎝
・体重:85㎏
・自己最高シングルスランキング:12位
10位 マウリス・コピル(ルーマニア)
・速度:244 km/h (152 mph)
・記録した試合:2016 European Open
・身長:193㎝
・体重:85㎏
・自己最高ランキングシングルス:124位
出典:WIKIPEDIA USA
こう並べてみましと、全ての選手が軒並み高身長。因みに我ら錦織圭選手の身長は178㎝で最高速度は201㎞/h。
錦織圭選手の課題でよくとりあげられるサーブ。身長だけからみてもやっぱり不利なんですね。
ただ、サーブが速いだけでは、試合に勝てないのは上記選手のランキングが示している通り。
サーブは、確率、コースがとても重要で、もちろん確率は10本中1本しか入らねければ、入れること重視したセカンドサーブで叩かれ、失点につながる可能性が高くなりますね。
世界No.1のアンディー・マレーのサーブの最高速度は227㎞。サーブスピードランキング45位でした。
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【日本人サーブ最速ランキング】
日本人最速ランキングですが様々なサイトからの情報をまとめたものになります。
情報が少ないので歴代選手を含めトップ6をご紹介!
1位 添田豪
・速度:222km/h
・身長/体重 180cm/74㎏
・自己最高ランキング:47位
2位 松岡修三
・速度:220km/h
・身長/体重:188㎝/85㎏
・自己最高ランキング:46位
3位 鈴木貴男
・速度:210km/h
・身長/体重:175㎝/72㎏
・自己最高ランキング:102位
4位 伊藤竜馬
・速度:203 km/h
・身長/体重 180㎝/75㎏
・自己最高ランキング:60位
5位 錦織圭
・速度:201 km/h
・身長/体重:178㎝/75㎏
・自己最高ランキング:4位
6位 ダニエル太郎
・速度:200 km/h
・身長/体重:190㎝/76㎏
・自己最高ランキング:85位
日本人で一番早いのが添田選手の222㎞。身長は180㎝と錦織圭選手をさほど変わらないでの、錦織圭選手も今後、200㎞を超えてきていますし、さらにアップする可能性もありますね!
テニスサーブギネス記録??
ここまでテニスサーブ世界最速選手や日本人最速選手をまとめてきましたが、更に早い速度のサーブ273㎞の動画が掲載されていました!
それはNeWバランスが制作した「ラオニッチロボ」。そう機械なんです。「機械によるテニス最速サーブのギネス記録」に認定さてたようです!
それではその脅威のスピードをご体感ください!
【ラオニッチ・ロボ、世界最速273km/hでギネス世界記録®認定】
音・スピードハンパないですね!
もう凄すぎて分かりませんね…。
サーブのインパクトの瞬間!
インパクト(ボールがラケットに当たった)瞬間のボールってどうなっているか気になしませんか?
調べていたら、インパクトの瞬間をスローモーションで撮影している動画がありました!
【時速229㎞のサーブインパクトの瞬間動画ボールサイズが!?】
見事にボールサイズラケットのフレームに収まってしまいましたね!インパクトの瞬間ボールは5分の1位まで潰されているんですね!
最後に
ここでは、テニスサーブの世界と日本の最速ランキングをご紹介いたしました。
ラオニッチロボ動画でそのスピードは少しは体感できたと思います。
プロ選手は並外れた動体視力と、その選手の攻め方の特徴、サーブを打つ時のラケットの向き、上半身のそらし方など、数秒の間にありとあらゆる情報を掴んで反応して、レシーブしてしまうんでしょうね!
改めてトッププロの凄さを垣間見れたのではないでしょうか。
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