メッシとロナウド比較!得点数やアシスト数データーは?論争に結論か?

13歳でバルセロナの門を叩き、小さな身体にもかかわらず天才的なプレーで当時の監督カルロス・レシャックをうならせたリオネル・アンドレス・メッシ

母親が大ファンという理由からスポルディングのユースチームに入団し、マンチェスターユナイテッドとの親善試合で指揮官のファーガソンの目にとまり、マンチェスターユナイテッド、レアルマドリードのエースにまでにのぼりつめたクリスティアーノ・ロナウド

両雄はいつしかサッカーの最高峰、リーガエスパニョーラで死闘を繰り広げることになり、現役ながらリーガの歴代通算得点ランキングの1位2位に君臨することになる。

この二人のどちらが真の世界最高の選手なのかという議論はしばしばなされ、現在はっきりとした結論は出ていないと言えます。

バロンドールを分け合ってきたメッシとロナウドを得点数やアシスト数、シュートレンジなどあらゆる角度から比較し、論争の結論を見出してみたいと思います。
アイキャッチ画像出典:http://blueazure.jp/sacchi/sports/fifa-ballondor-cristiano-ronaldo-lionel-messi-realmadrid-barcelona/7184/




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メッシのプロフィール

名 前  :リオネル・アンドレス・メッシ
ポジション:FW
クラブ  :バルセロナ(スペイン)
生年月日 :1987年6月27日

アルゼンチン・ロサリオで生まれたメッシは、5歳のとき、父親がコーチを務めるクラブでサッカー人生のスタートを切る。

13歳の時にリーガエスパニョーラのFCバルセロナの入団テストを受け、当時のカルロス・レシャック監督にその才能を見いだされ合格。家族全員でバルセロナへ移住することになりました。

当時のメッシは成長ホルモンの分泌異常により投薬治療が必要だったようで、身長も143㎝と小さかったようです。私も13歳の時は同じくらいの身長でしたが・・・。

そんなメッシはバルセロナから治療費の負担を受け、17歳のときには170センチまでになったようです。

マラドーナ二世の由来
2006-07シーズンのスペイン国王杯準決勝でセンターサークル付近から5人をごぼう抜きしてゴールを決めます。
このプレーはディエゴマラドーナが1986年のワールドカップで伝説の5人抜きしたゴールとほぼ同じコースを辿り、更に同じ13回タッチという異次元のスーパープレーだったことから、マラドーナ二世と呼ばれることになります。

▼プレースタイル

抜群の瞬発力と突破力を兼ね備え、そのドリブルは正にボールが足に吸いつくようにゴールへ一直線に向かいます。ボールが足から離れないのでキープ力もあり、常に顔をあげた状態なのでパスコース、ドリブルコース全てが見えている感じです。

一度ボールを持たせてスペースを与えてしまうと危険で、サイドを突破されれば簡単にクロス、中央からカットイン、更にシュートレンジもペナルティーエリア外と広いためどこからでもシュートを狙えるのが特徴。

▼クラブタイトル・受賞歴

リーガエスパニョーラ8回
スーペルコパ・デ・エスパーニャ7回
コパ・デル・レイ5回
UEFAチャンピオンズリーグ4回
UEFAスーパーカップ3回
FIFAクラブワールドカップ3回

▼代表での戦歴

FIFAワールドユース選手権優勝
U-23北京オリンピック優勝
2007年 コパ・アメリカ準優勝
2014年 FIFAワールドカップ準優勝
2015年 コパ・アメリカ準優勝

▼主な個人受賞歴

FIFAバロンドール4回
FIFA年間最優秀選手1回
UEFA欧州最優秀選手2回
UEFAチャンピオンズリーグ得点王5回
リーガエスパニョーラ最優秀選手6回
UEFAクラブ最優秀選手

ロナウドのプロフィール

名  前 :クリスティアーノ・ロナウド・ドス・サントス・アヴェイロ
ポジション:FW
クラブ  :レアル・マドリード(スペイン)
生年月日 :1985年2月5日

ポルトガルのマデイラ島ファンシャルで生まれたロナウドは、6歳のときにサッカーを始めます。そしてスポルディングCPに所属していたころ、マンチェスター・ユナイテッドとの親善試合に出場し、アレックス・ファーガソンの目にとまり、マンチェスター・ユナイテッドに入団することになります。

マンチェスター・ユナイテッドに数々のタイトルをもたらしたロナウドは、かねてから獲得に興味のあったレアル・マドリードに当時としては破格の128億円という移籍金で入団し、その後もその破格の移籍金に匹敵する活躍を続けています。

▼プレースタイル

典型的なストライカーで、ペナルティーエリア内でのロナウドは相手にとってかなりの脅威であることは間違いありません。跳躍力・フィジカルは桁違いに強く、相手のマークを外し、縦横に抜けていきます。
ロナウドが最も得意とするシザースは、ドリブルの重心が低く、体幹が強い上、重心がほとんど動かずにボールをまたいでいるため、次のステップに素早く移れるので一瞬で相手を抜き去ることができます。

▼クラブタイトル・受賞歴

<マンチェスター・ユナイテッド>
プレミアリーグ3回
FAカップ  1回
フットボールリーグカップ 2回
FAコミュニティ・シールド2回
UEFAチャンピオンズリーグ 1回
FIFAクラブワールドカップ 1回

<レアル・マドリード>
リーガエスパニョーラ2回
コバ・デル・レイ2回
スーベルコパ・デ・エスパーニャ1回
UEFAチャンピオンズリーグ3回
UEFAスーパーカップ2回
FIFAクラブワールドカップ2回

▼代表での戦歴

UEFA欧州選手権1回

▼主な個人受賞歴

FIFAバロンドール2回
バロンドール2回
FIFA最優秀選手2回
プレミアリーグ得点王1回
UEFAチャンピオンズリーグ得点王6回
UEFA年間最優秀選手1回
FIFAクラブワールドカップ得点王1回
UEFA欧州選手権得点王1回
UEFA欧州最優秀選手1回




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データから見る2人の違い

2人は同じフォワードというポジションですが、そのプレースタイルは全く違います。まずはどのように違うのかを2人が所属するリーガ・エスパニョーラにおけるOptaが提供しているデータを基に比較してみましょう。

得点
2014-15 メッシ 43    ロナウド 48
2015-16 メッシ 35    ロナウド 26
2016-17 メッシ 45            ロナウド 38

枠内シュート
2014-15 メッシ 内94 外53 63.9%  ロナウド 内99 外83 54.4%
2015-16 メッシ 内75 外42 64.1%  ロナウド 内98 外92 51.6%
2016-17   メッシ 内85 外75 53.1%  ロナウド 内80 外140 36.3%

得点はメッシのほうが多く、更に枠内シュート率もメッシが上回っています。

2010年ワールドカップ以後の公式戦を対象にした、Optaによる両選手のシュート成功率を見てみると、
ゴールエリア内 メッシ47.8%、ロナウド46.2%
ペナルティエリア内 メッシ21.9%、ロナウド18.5%

と両エリアともメッシのほうが確実性があることがわかります。

更に注目したいのがペナルティエリア外からのシュート成功率はメッシ12.1%、ロナウド4.1%と圧倒的です。

メッシはどこからでも得点が狙える選手だということです。

その得点シーンを調べてみると、メッシの場合は自らのドリブルでシュートまで持ち込むシーンがシュート全体の44%で、全選手の平均46%に比べてやや低いようです。

しかしここからがメッシと他選手の違うところで、そのシュート成功率は23%で、全選手の平均5%を大きく上回ります。

これに対してロナウドはどうかというと、味方アシストからのシュート成功率が21%なので、メッシと違いペナルティエリア内で味方のパスを受けるプレーが多いことがわかります。

チャンスクリエイト

チャンスクリエイトとは、どれだけチャンスを作り出したかという指標ですが、メッシのほうが多くチャンスを作り出していることがわかります。メッシはゴールゲッターでもあり、チャンスメイカーでもあります。

2014-15 メッシ95 ロナウド75
2015-16 メッシ77 ロナウド51

アシスト

2014-15 メッシ21 ロナウド16
2015-16 メッシ16 ロナウド11
2016-17 メッシ 14 ロナウド11
アシストを見てみると、やはりメッシのほうが多く記録しています。フォワードというポジションにも関わらず、ミッドフィルダーの役割もこなしていることがわかります。

クロス

2014-15 メッシ 成15 失53 22.1%  ロナウド 成22 失59 27.2%
2015-16 メッシ 成4 失15 21.1%  ロナウド 成9 失38 19.1%

クロスの成功率は2014-15はロナウドのほうが高く、2015-16はメッシのほうが高くなっています。メッシもロナウドもサイドの突破力は高いことがわかります。

パス成功率

2014-15 メッシ82.9%    ロナウド80.7%
2015-16 メッシ81.9%    ロナウド79.4%
パス成功率はメッシのほうが高くなっています。ロナウドはチャンスメイカーというよりはゴールゲッター、メッシはゴールゲッターでもあり、チャンスメイカーという役割がこのデータで明らかになってきました。

デュエル

2014-15 メッシ 299勝270負 52.5%  ロナウド 179勝169負 51.4%
2015-16 メッシ 194勝174負 52.7%  ロナウド 155勝156負 49.8%

デュエルとは1対1の勝負ですが、メッシのほうが1対1の局面でドリブル突破成功率が高いことがわかります。そしてデュエルを試みた回数はメッシのほうが多い結果になっていますが、メッシはボールを保持しているときはドリブル突破からシュート又はパス、ロナウドはボール保持からシュート又はパスとプレイスタイルの違いが表れています。

空中戦

2014-15 メッシ 9勝22負 29%  ロナウド 61勝47負 56.5%
2015-16 メッシ 5勝9負 35.7%  ロナウド 56勝43負 56.6%

空中戦に関しては圧倒的にロナウドのほうが高い数字を出しています。NBA選手並みの跳躍力とフィジカルを持ち合わせたロナウドは空中戦は敵無しといった感じでしょうか。

ボール奪取

2014-16 メッシ105  ロナウド 45
2015-16 メッシ 71  ロナウド 50
ディフェンスに目を向けてみると、ボール奪取率はメッシがロナウドを大きく引き離しています。メッシは攻撃だけではなくディフェンスでも大きく貢献していることがわかります。

年棒

両者の気になる年棒ですが・・・
メッシは57億円、ロナウドは60億円と言われてます。
ロナウドはこの他に広告契約料34億円をプラスすると94億円、メッシは広告契約料30億円をプラスすると87億円で、広告塔としてふさわしい認知度、イメージ戦略的にはロナウドがメッシを上回っていることになります。

年棒については各クラブの経済事情が反映されている部分もあるでしょうが、選手の持っている個性や社会的人気度もかなり重視されていることでしょう。
しかしこの年棒の差はロナウドのチームへの忠誠心も大きく影響しています。それはレアルマドリードに移籍する前と移籍後でのプレースタイルの変化にあります。

マンチェスターユナイテッドの頃のロナウドはどちらかというとメッシのようなドリブラーでした。それがレアルに移籍したとたん、ゴールゲッターに変化しました。

レアルではどんなかたちでもゴールを奪う、泥臭い仕事を引き受けた、つまりチームにフィットできることを証明したことに他なりません。

何故それができるのか?というと、バルサ一筋のメッシとは違いスポルティングやマンチェスターユナイテッドなど数々のチームを渡り歩き、適応能力があるからでしょう。

メッシとロナウドどっちが上?論争に結論は?

今まで見てきたデータを見れば、メッシがロナウドより上であることはわかります。

ただ、最初にもいったように、同じフォワードであるポジションですがそのプレースタイルは全く違います。

得点数をみれば二人ともゴールゲッターであることのかわりありません。しかしチャンスメイカーとしてはメッシは優れています。パス成功率、クロス成功率、デュエル成功率、アシスト数、どれを見てもメッシが優れています

フォワードというポジションでメッシのようなアシスト数を記録している選手は見当たらず、更に得点ランキングでも常に1位2位を争う事は脅威以外の何物でもありません。

ロナウドもチームに徹するという部分や、空中戦の強さ、ペナルティーエリア内での圧倒的な野生の臭覚を武器にしたゴールゲッターとして素晴らしい選手にかわりありませんが、データーから判断するとすれば、攻守に素晴らしい数字を残し、チャンスメイカーでありゴールゲッターであり、ディフェンスもできるメッシはロナウドより優れているといっていいでしょう。

最後に

両者はお互いの存在があるからこそ切磋琢磨でき、ここまで成長できたといっていいでしょう。メッシとロナウドの比較は常にされています。それは現代サッカーでこの二人が常に頂点に君臨し、目指すべき存在であるからこその所以です。

プレースタイルの違い、個人競技ではなく団体競技であること等、二人を比べることは容易ではありません。しかし、自分が相手にしたくない一番の選手として名前を挙げるならば、ドリブル突破もできる、パスもできる、ペナルティーエリア外からもシュートがうてる、ディフェンスもできる、アシストもできるメッシを挙げるでしょう。

相手と対峙したときに逃げずに勝負する、この二人にはそれがあり、少年サッカー選手にもお手本にしてほしい部分を沢山兼ね備えています。

これからも子供たちに多くの夢を与えるプレーを見せてほしいものです。




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